2010年 08月 03日
Manchester United Premier Cup 2010
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今年も、世界屈指のシビれる大会“マンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ”が、いよいよ開幕いたします。
奇しくも過去2回、W杯イヤー(2002年と2006年)にこの大会を見に行っているので、いまになって「今年行くべきだったかなー」と思い始めてしまいました。(^_^;
グランパスだったら、面白い駒が揃ってるのは知ってるんで、渡英はアリだったかもしれません…。
最近はどこの下部組織でも普通に海外遠征をやってますけど、「コーディネートさえしてもらえれば誰でも参加できる招待大会」と「自分たちの実力で勝ち取って出場する大会」では、重みが全然違うので、京都サンガU-15の皆様にはがっつりがぶりついて、結果を出してきていただければと思います。
海外で色んな大会を見てきた中で、自分なりにできあがった感覚なんで、実際に行ってない人には、なかなか伝わりにくいかもしれかせんが…。
プラチナ世代と呼ばれた昨年のU-17日本代表でさえ、W杯に臨むにあたり、「どれだけ通用するか試したい」的な発言をしていたじゃないですか。
「そもそも、その姿勢がダメなんだろ」って感じなんですよねー。
世界の少年たちにとって、国単位だろうがクラブ単位だろうが、世界大会は「試す場所」じゃなくて「結果を出す場所」なわけで、そこんとこの温度差が日本代表の世界ランキングにそのまま反映されている気がします。
サッカー選手として生きて行くならば、15歳での就職活動は世界じゃスタンダードですから、「サンガにも行ったきり帰ってこないくらいの選手が出てきてくれたら…」と願っております。
技術的にはどこのクラブが出ても、日本の選手たちは「俺ら、やれるじゃん」って感じると思います。
でも、自分たちよりも下手な人たちに対して、主導権を取れなかったり、結果が出せないことを多々見かけます。
そういう時にこそ、フットボーラーとしてどうありたいのか、おのれの魂の奥底から思い切り反芻していただけると、俊輔さんや本田さんのように、世界へちょっと手が届くところまで行けるんじゃないのかと…。
by cancha
| 2010-08-03 22:33
| futebol